2017年大予想(経済編)

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昨日に引き続き2017年大予想、本日は経済編です。昨日同様、ツッコミなしでお願いします。

1.しばらく経済は無理、景気も低迷したまま

経済成長は「モノ」を作って売ることが関係します。政府もモノを作るための設備投資を後押しして経済成長に繋げようとしていますが、近年ではモノが行き渡っており、どうしても必要なモノはほとんど無いと言っても良いと思います。つまり新たな需要は期待できないので企業が設備投資に消極的なのも無理はないはずです。投資するモノがないのに金利を下げたり通過の流通量を増やしても内部留保になってしまうだけです。日本の国債格付けも一時はAAAを誇っていましたが、2016年末の格付けでは韓国(9位)や中国(11位)にも抜かれ14位まで下がっています。しかも今年はトランプ大統領をはじめEU諸国でも自国第一主義の政権が誕生する可能性があり、国家間でモノもお金も流通量は減ると思われ、結果的に内需型へ移行せざるを得ないと思いますが、こちらは消費が低迷したままという問題を抱えています。それでなくても人口は減る一方、少子高齢化で生産人口も減る一方、支えられる人口が増える一方で支える人口は減っています。どうしても必要なモノ以外は買わないという節約志向はしばらく続くと思います。目指す方向は経済成長ではなく経済の適正化と維持、「物づくり」から「価値づくり」がキーワードになると思います。

2.アベノミクスは第三の矢で失敗する

私自身、アベノミクス第三の矢は「成長戦略」と認識しています。この「成長戦略」にはさらに4つに分けられ「投資の促進」「世界との経済的な結びつき」「人材活用」「新たな市場の創出」と認識しています。まず1つ目の「投資の促進」は1.でも書いたとおりモノ余り状態で新規需要は見込めず設備投資は期待できません。2つ目の「世界との経済的な結びつき」欧米で自国第一主義的な政権の誕生が予測され難しくなると思います。3つ目の「人材活用」は相変わらず企業有利の仕組みのままで個人が能力を発揮できる環境にはほど遠いです。4つ目の「新たな市場の創出」で思いつくのは電力の自由化くらいでしょうかね、外国人観光客の増加は政府主導といったイメージはないです。中国人観光客が増えたのは中国の経済事情がたまたまマッチしただけ、中国の国内事情しだいではどうなるかわかりません。個人的には近年の日本が目指す方向は経済成長ではないと思っています。

3.クラウドファンディングがさらに注目される

日本は欧米諸国に比べて税金が安いと言われています。しかし国民感情として払っているわりに見返りが少ないと感じている人は多いと思います。医療費では安くない保険料を払ったうえで医療を受ける場合の自己負担もバカにならず保険の有難みを感じない中途半端感があると思います。おそらく介護保険でも同じでしょう。年金に関しては保険料と支給開始年齢は上がる一方、支給額は下がる一方、とくに若者ほど不公平感が強くなっています。社会保障に対する不安は国民の大多数の方が感じているはずです。政府は財源不足を理由に様々な税金や保険料を上げようとしますが、税金の使い方は相変わらずハッキリさせない政府は国民から信用されていません、これがそのまま社会保障への不満、将来への不安に繋がっています。一方で世の中のためにお金を使いたいという人もたくさんいます。「クラウドファンディング」の名前くらいは聞いたことがある人もいると思います。クラウドファンディングをざっくり説明すると、プロジェクトに必要な資金をインターネット経由で集める仕組みです。日本でもたくさんのクラウドファンディングサイトが開設されており、国から十分な資金が得られないような福祉分野にも効果を発揮しています。国に払うよりも必要とする人へ直接届けたいという人のニーズとうまくマッチしていると思います。あまり知られていませんが独自の基金を設けて社会貢献している企業もあります。ちなみにマイクロソフトのビルゲイツ氏やフェースブックのザッカーバーグは慈善事業の財団を立ち上げて多額の寄付を行っています。ビルゲイツ曰く「政府に支払うよりもより効果的に使える」とのことです。これは一理あるかなと思います。全ての困った人にきめ細かく平等に支援することは不可能に近いと思います。基本的な部分を政府(税金)で、人それぞれの細かい部分は民間で賄うのが理想だと思います。クラウドファンディングは必要な人が手を上げやすく支援する側は少額で社会貢献に参加できるメリットがあります。ここ数年、クラウドファンディングで成立した案件は、ひと昔前では不可能だろうと思われる案件がたくさんあります。クラウドファンディングで成立したプロジェクトが身近になる事でますます注目されると思います。

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