発達障害の子供がいることをチャンスと考えた小学校教師の話

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「自閉症の子に分かりやすい事は、全員に分かりわかりやすいんです」「特別なことをやっているのではなく、みんなのためにやってます」。発達障害を持つ我が子に配慮をして貰っていることを申し訳ないと語る親御さんへ返した担任の言葉です。何かと忙しいと言われる学校の先生ですが、こういう考え方もあるのだと思いました。

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発達障害の友達とも仲良くできることは社会に出ても役にたつ

これはAbemaTVで放送された~日本一過激なオンナのニュース~「Wの悲喜劇」の第8回目「発達障害児の子育て!孤立無援な母たちが訴えたい事」に出演していた方が実際に経験されたお話しです。この番組は座談会形式のトーク番組で、この回は発達障害を持つ一般の方や研究者など様々な立場の人が実際に経験されたことをベースに話しあう番組になっています。

最近、教師の長時間労働が問題になっていますが、今回の普通学級の中で発達障害の子供を受け持つことになった担任先生は、クラスの中の基準点を発達障害の子供に合わせたことによって「教育」という仕事が結果的にシンプルになったと思います。別に発達障害ではない子供でも多種多様、ひとりひとり個性が違うわけですから全員に対し個別に対応したら大変なことになります。

かと言ってこの先生は仕事の負担が軽くなったわけではなく、普通に考えれば少なくとも負担は増えていたはずだと思います。でも先生の言葉に負担感はありません。この先生にとって仕事の負担感は業務量や勤務時間ではなくやりがいなのだと思います。発達障害の子供に対する先生の接し方を見て、最初はギクシャクしていた周りの子供たちも少しづつ接し方を身に着け配慮できるようになったそうで、大当たりの先生だったとこのお母さんは語っていました。

この先生は一人の子供に少しだけ配慮して向き合ったことで、人付き合いのひとつの方法をクラス全員にも教えることができたと思います。つまり発達障害の子供を負担と考えず、活きた教材として大切にした良い例だと思います。

障害者が生きやすい社会は、普通の人にも生きやすい社会です