話がわかりにくい人の特徴

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先週は衆議院の解散が決まったということで新聞テレビは連日連夜の選挙特番状態、さっそく主役となる政治家さんたちが様々な意見を述べられていました。私も各党の皆さんの意見を時間の許す限り拝見していました。もともと政治家の皆さんの話には興味があるのですが、中には何を言いたいのか、少なくとも私には全く伝わってこない政治家の方がいらっしゃいます。

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政治家にとって話が伝わってこない、魅力を感じないのは致命的

その政治家の方の名前は伏せますが、衆議院の解散が決定的になった頃からご自身の立場を大きく変えた方で、出演する生番組で何を語るかたいへん興味を持っていたのですが聞けば聞くほどよくわからない、何も心に響かないというか共感どころか反感すら感じない、なのでもっと一生懸命聞こうという気も起らないという、本人には大変申し訳ないのですが、この人は私にとってどうでも良い人なんだと思いました。

番組が終わった後、この政治家の言葉に魅力を感じないのはなぜだろうと考えました。と同時に魅力を感じる人との違いは何だろうと考えました。そして大きな要素は2つあると思いました。ひとつは当たり前かもしれませんが話の内容ですね、その人の考え方と言っても良いと思います。そしてもうひとつは落ち着いて聞ける安心感ではないかと思います。私はとくに安心感が大切だと思います。

嫌われやすい傾向のひとつに話が長いことがあります。これは話にストーリー性がなく、話していることが本筋なのか余談なのか結論なのか補足なのかいつまで続くのか不安になるからではないかと思います。そうなると今話していることは重要になるのかとか聞き方を考えなければならず、かといって話が終わる気配がないのなら重要と思われることに対する記憶の入れ替えが必要となります。つまり聞く側にとって必要となる記憶領域に対する不安や、とりあえず保存した情報の整理や入れ替が必要となって大混乱に陥るため「これはまだまだ終わらない」と思ったところで聞くのをやめてしまうのだと思います。

最近は文字数から計算し、冒頭に「この記事は5分で読めます」といった表示をしているウェブページがあります。こういうブログツールもあります。同じように会話でも最初に「私の話のポイントは3つあります」と宣言し、「ひとつめは~」「ふたつめは~」といった感じで進めると聞く側も「今ちょうど半分終わったところ」のように情報を整理しやすくなると思います。前出の政治家さんは「~である。」と断定したと思えば「しかしそれは~」「例えるなら~」「ようするに~」「では~」「本当は~」「何が言いたいかというと~」と話が散らかりっぱなし、番組司会者の質問にもっともらしく質問返しするなど、上手に何か言っているようで中身はありませんでした。

話が下手な人は条件反射のように思いつくまま時には感情的に口にするので矛盾したり辻褄が合わなくなって聞き手に困惑を与えてしまうのだと思います。さらにその場の気まずい雰囲気を挽回しようと益々話が脱線して墓穴を掘ることになります。おそらく頭の中は印象的なフレーズやキャッチコピーばかりが沢山詰まっていて、どのタイミングでどれを出せば注目されるかという「目立つことばかり考える思考」になっているのだと思います。前出の政治家さんはまさにこのタイプだと思いました。そしてその特徴が行動にも出ているような気がしました。

熱い情熱だけの説得力は暑苦しさを与えるだけです