炊き出しの手伝いに参加して思ったこと

シェアする

image

先週末の土曜日はホームレスや低所得者への炊き出しボランティア、日曜日は地域”再”活性化の勉強会に参加してきました。両日とも新たな気付きや発見がたくさんありました。

スポンサーリンク

行儀良しマナー良し、明るく陽気な人たちばかりで逆に元気もらいました

中央区民センターで行われた炊き出し会は、食事の提供の他に簡単な健康診断、散髪、衣類の無料配布などが行われました。今回はじめて参加しましたが、スタッフは大学生50~60名社会人が約20名くらい、男女比は圧倒的に女性(8割以上?)が多かったです。提供された食事はカレー(2種類)、トッピングにから揚げとトンカツ、サラダ、飲み物といった感じでした。衣類の無料配布は路上生活者→低所得者の順に行われました。

実態を良く知らない人には、このような人たちは自己中心的で常識が無く自分勝手で我儘で無法者のような印象を持たれる方もいると思いますが、びっくりするほどマナーが良くお互いを気遣うこともちゃんとできる人達です。ゴミを捨てる時も「(箸や器を)一緒に捨ててイイの?、あとで分けるの大変だよ」と、スタッフの心配をしたり、高齢であまり動けない人のために食べ物飲み物を運んだりする人など、我々からすると路上生活は過酷と思えるのに、この和やかとも言える雰囲気はとても不思議でした。

もう一つ気付いたのは、利用者の多くが初老の高齢者でしたが、認知症や認知症になりそうな気配を感じる人は皆無、鬱などの精神的な問題を抱えていそうな人も皆無、(認知症や精神疾患の疑いがある人は別に保護されているのかもしれませんが・・・)。彼らには少なくとも「生活苦」というストレスを感じませんでした。

一方で、仕事や人間関係の苦労や働いても貧困から抜け出せない「生活苦」によるストレスから精神的に病んで追い込まれてしまう人も居ます。所得は無いよりも有った方が生活は楽になるはずですが、その価値が逆転している現実が目の前にありました。彼らも生活保護のことは知っているでしょうし、見回のボランティアから生活保護を勧められていると思いますが、受給によって受ける同調圧力や肩身の狭い思いをするよりも路上暮らしを選んでいるのかもしれません。

路上生活者から人間らしい生き方をひとつ教えてもらったような気がします