日本はガラパゴス化し国際社会から取り残されそうで不安です

シェアする

image

1年ほど前から海外在住の日本人ブログや海外のニュースサイトを翻訳するなどして海外ネタを拾うようになりました。「隣の芝生は青く見える」と言いますが、テレビや新聞、雑誌では知る事ができない生の情報は新鮮であると同時に、このままで日本は大丈夫かという不安な気持ちになります。

スポンサーリンク

経済成長を前提とした政策はすでに通用しなくなっている

ここ1年ほどで私の世界観はずいぶん変わりました。一番関心があるのは世界はどうなるのか新興国の人口増加と経済発展、先進国の少子高齢化と経済の停滞、第四次産業革命とも呼ばれているAIの発達と技術革新、その中で日本の将来は大丈夫なのかという事です。今の政府を見ている限り、高度成長期の成功体験を未だ引きずっている印象があります。人口減少と少子高齢化によって生産人口は減る一方で社会保障は増加するばかり、数年前に「100年安心年金」と謳った年金制度も、わずか数年も持たず保険料の値上げ、支給年齢を引き上げる改正が行われる始末です。

そもそも支払った保険料以上に受け取れる制度じたい間違いだと思います。基本的には自転車操業であり、人口増加が続いた高度経済成長期は機能していたように見えていただけで、もともと持続不可能なシステムです。人口の増加と経済成長に陰りが見えてきた時点で、持続可能な制度へ方向転換するべきだったのに、経済成長を前提とした制度のままその場凌ぎを続けています。何かのアンケートで国民の6割以上が今の年金制度は破綻していると回答してるにも関わらずです。

先進国では失業率が軒並み高い傾向にある中、日本の失業率は低く抑えられていて良好のように見えますが、一方で貧困率が高いというのも変な話です。社会福祉制度に力を入れて新しい制度づくりに積極的なEU諸国を見ると日本の危機意識の薄さを感じます。とにかく政治における時代錯誤感やフットワークの悪さを痛感します。その原因は日本独特と思われる意思決定システムにあるのかなと思います。

日本では政治だけではなく、企業活動でも非効率な(と私は思っている)意思決定システムがあり、これは日本独特の文化?かなと思っています。それは数の力を集めるために事前の説得や根回し、時には人脈や派閥づくりまで担います。そうやって時間をかけて水面下の多数派工作を行い最終決定となるわけです。多くの理解を得たという実績を背景とした組織的な意思決定は責任の所存が曖昧になる上に、協力を得てしまった後で覆すことは評価を落とすことになるため、間違いとわかっていても予定通り突っ走ることになります。水面下の交渉力が結果よりも高く評価されることが日本の問題だと思います。

春先から続いている「森友問題」や新たに出てきた「加計疑惑」では政治家をトップに官僚や役人が水面下で色んなことをやっているのだなと思いました。残念ながら与党はもちろん野党にも頼れそうな政治家は見当たりません。そろそろ政治や行政の仕組みを根本的なところから見直す必要があるような気がします。

官僚・役人・天下りをゴールデンパラシュートで追い出して、ベーシックインカムの導入が良いと思います