理系でも物理派と数学派では大きく違います

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私は文系、理系どちらかと言われたら、少なくとも文系ではないという消去法で理系に入ると思います。さらに理系は物理派と数学派に分類することができると思います。この2つはイデオロギーが根本的に違うとでも言いますか、理系の中で対極にあると思います。

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現実を追求する物理派、理想を追求する数学派

世の中には理論的に証明することができても、物理的に証明するのは無理ということが山ほどあります。例えばA4コピー用紙を43回折ると、その厚さで月まで行けるというもの。紙の厚さが折った回数の2乗となるためです。理論的に証明できても、再現することは不可能です。

プログラミングやシステム開発の仕事をしていると、理論と現実の妥協点に悩むことがよくあります。現実世界ではアウトプットが必要ですから、どうしても現実寄りに成らざるを得ません。では数学的な理論は役立たないと言えばそうでもありません。理論的なアプローチは物理的な実証の手助けになることも山ほどあります。

例えば数字を1から100まで足した合計を求める場合、物理的に実証する場合は100回電卓を叩くことになりますが、ここでちょっとした特性に気付くと劇的に計算を単純化することが出来ます。100までの合計を求める場合、最大値と最小値の合計に加算回数の半分となる50を掛けることで求められます。

1から100までの合計は ( 1 + 100 ) × 50 = 5050 となります。この計算方法なら1億まででもあっという間に求められます。1億回も電卓を叩かなくて済みます

プログラミングやシステム開発の面白さは、難しいことをいかにシンプルに考え実現するかということにあると思います。どうしたら手を抜けるかを考えることに近いかもしれません。シンプルイズベストの追求です。つまり有能な怠け者ほど出来るプログラマーであると言えます。

理想と現実をバランスよく融合できる人は案外少ないような気がします。実はそれを簡単に見分ける方法があります。物理派は数学派よりも実践的で行動的です。一方で数学派は行動に移すことが苦手で不器用な場合が多いです。一緒に仕事するなら物理派のほうが役にたつと思います。

理系にはリアリストとロマンチストが存在します