「ゆっくり、いそげ」カフェからはじめる人を手段化しない経済

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この本には私がやりたい仕事のヒントがたくさん詰まっています。西国分寺でカフェ「クルミドコーヒー」を経営する影山知明氏が、カフェ経営の視点から見える経済について書かれています。

この本に出合ったのは昨年の春でした。「ゆっくり、いそげ」とは「ひとつひとつのサービスを丁寧に提供しよう」というもの、生産性や効率とは別のところにビジネスのポイントを置いてます。この本を手にする1年ほど前からカフェかレストランをやりたいと思い支援機関の相談を受けていました。

それは「お店」という「形」でしたが「飲食物の提供」が目的ではありませんでした。「サービス」の結果として「飲食物」を提供する商売で「サービス」をしたかったのです。しかしいくら相談しても「物販」としか捉えて頂けず、というか私の思う「サービス」が「商品」であるとは最後まで認識して頂けませんでした

この本には、私がうまく伝えられなかった事、伝わらなかった事がトライ&エラーも含めてたくさん詰まっています。読みすすめていくうちに「私がやりたい事はこれなんだ!」と叫びたかった事を思い出します。

人にやさしい経済があっても良いと思います。

「他人と共に自由に生きる」

関わらない自由ではなく、関わる自由を楽しめる場所が必要だと思います。その結果として対価も得られると思います。気軽に顔を合わせられる「待ち合わせ場所」が新しい価値を生み出す可能性を感じます。

「組織のために人がいるわけではない」

会社のために社員が存在するのではない、社員のために会社が存在するべき。「テイク」が先か「ギブ」が先か、多くのビジネスでターニングポイントに来ていると思います。

「仕事に人をつけるか、人に仕事をつけるか」

「替えがきく人」都合が良いですが、人としての存在価値は失われています。そうやって社会から脱落するが増えているのではないか。「人に仕事をつける」やり方があっても良いと思います。とくに障害を持つ方へ。

基本的には「場」づくり、「レストラン」や「カフェ」のようなリアルな「場」だけではなく、「インターネット上のコミュニティ」もありだと思います。理想的なのはインターネットのコミュニティで繋がりリアルな「場」で発展させる事、必要なのは「待ち合わせ場所」です。

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