巨大化する商用SNSの運命、Facebookはマスメディア化する

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約3年ほどFacebookを使ってきましたが、昨年あたりから明らかな変化を感じています。私がFacebookをはじめたきっかけは、昔々活動していたサークルをFacebookグループを開設したと知人から誘いがあってアカウントを作りました。もともとFacebookに興味ありませんでしたので、この誘いが無ければFacebookを使っていなかったと思います。

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コミュニティが無くなり、やがて誰も居なくなった

私自身インターネット歴、コミュニティサイト歴は長く、時代とともに色んなサービスを利用し、レンタルサーバーや自宅サーバーを使って独自のスクリプトを走らせていた時期もあります。そんな状況で始めたFacebookの印象は、とにかく使いづらいということでした。タイムラインに流れる情報も何コレ?で、タイムラインの再現性がないため欲しい情報を探す時間のムダにストレスを感じました。

実名制なので級友や疎遠になった知り合いを見つけることができるとの事でしたが、今思うと現在繋がっている友達の多くはリアルな場で知り合ってからFacebookでといった感じで、Facebookで見つかった友達は1割もありません。使い方にもよりますが友達関係よりも気楽なフォローで済ませている人やページの方が圧倒的に多いです。

インターフェースにも大いに不満を感じました。私のネットコミュニティ経験ではエアリプ(相手を指定しない返信)こそ面白い、エアリプで盛り上がるコミュニティこそ本物だと思っています。そもそもリアルな場の雑談では「○○さん、私はね・・・」「△□さん、それはね・・・」のようにいちいち名指で会話なんてしません。Facebookではタイムラインの並びが不定のためエアリプが出来ません。と言ってコメント欄の書込みは暗に名指しするようなものです。

私が他人のライムラインへのコメントは極力控えています。それでもコメントしたい場合は返信しやすい内容にするか、明らかに返信不要な内容するか考えています。そんな気遣いをしながら使っていると自然にROMが中心で、時々「いいね」する程度です。書込みはもっぱらブログやTwitter、Instagramからの転載、ニュースサイトのシェアばかりで、コミュニケーションツールとしての使い方ではなく、どちらかと言うとニュースサイトに近い使い方になっています。

私が始めた当初からマメにオリジナル記事を書き込んでいる方が数名いるのですが、ここ最近では「いいね」獲得数もコメントも減る一方のように感じています。日本より一足先にFacebook離れが始まっている欧米では企業や有名人の様子を伺うツールとしての使い方が主流で、友達同士やグループのコミュニケーションでは使われないそうです。しかもアカウントを残したまま離れ退会同然の人も多く、私の友達登録でも2割以上該当している気がします。

調査会社の調べではFacebookの利用者は数字の上では大きく変動していませんが、コミュニティツールとしての利用者は激減していると印象があります。私のタイムラインも広告、シェアされたニュース記事、セミナーやイベントの告知ばかり、面白くもないチラシやフリーペーパーを無理やり見せられている感じです。

Facebookに関しては若者の利用率の低さも問題です。若者が定着しないサービスに発展はありません。携帯電話各社が採算割れしても若者や学生を取り込んでいるのには、それなりの理由があります。すっかり中高年の社交場となったFacebook、若いユーザーが増えそうな要素は見当たりません。今後はビジネスマンや中間層向け広告配信メディアになっていくような気がします。

一方、日本ではTwitterも人気が高く巨大化していますが、こちらはエアリプが使えるのと匿名&複数アカウントの使い分けによって、友達申請から承認のような面倒くさいシステムがないのでFacebookより格段に使いやすいためしばらくTwitter離れはないと思います。あるとしたら経営難によるサービス終了・・・。

実名のまま色んな人が同居するFacebook、疲れないコツは何もせずただ眺めていることです