マストドンは生まれ変われることで進化を続けると思う

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人気急上昇中のマストドンですが、新しいTwitterみたいなモノ、今は新しいモノ好きが集まっているだけ、そのうち飽きられて消滅するという意見もいます。ここ2週間の動きを見た感想では、一部のインスタンスは進化しながら生き残るように思います。

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生存競争の末に生き残ったインスタンスが少数精鋭化する

マストドンの特徴は分散型SNSというアーキテクチャにあります。facebookやTwitter等の主要SNSは世界にひとつしか存在しませんが、マストドンはサーバーに相当するインスタンスはひとつに限定されず今も増え続けています。極端な話マストドンの個人運営も可能です。

ウェブコミュニティには誕生から滅亡までのサイクルがあると言われています。

創生期:面白い人が面白いことを始める
成長期:面白くない人が面白いものに集まる
最盛期:面白い人の面白いことで盛り上がる
低迷期:面白くない人が面白くないことを始める
衰退期:面白い人が見切りをつけて居なくなる
消滅期:面白くないので皆居なくなる

現在のマストドンは「創生期」から「成長期」だと言えます。しかしインスタンス単位でみると、早くも「低迷期」から「衰退期」に入っているようなインスタンスや、「最盛期」を迎えることなく「衰退期」に入っているようなインスタンスもあります。これが分散型SNSの特徴であり、面白いインスタンスは人が集まり面白くないインスタンスは消滅もありえます。

人気があって沢山の人が集まりすぎた場合の問題もあります。利用者が多すぎるとTLの流れが速すぎて着いて行けないという問題があります。TLの流れは登録ユーザー数がある程度の目安になります。いくつかのインスタンスを見たり、得られた稼働情報を総合的に判断すると、ユーザー数が1万人を超えるとかなり厳しいようです。逆にユーザー数が少ないのはワケ有りの可能性があります。インスタンスの特色にもよりますが、快適に過ごせる登録数の上限は千人程度と見ています。但しホームTLはフォロワーしか表示されないので、ユーザー数が多いインスタンスでも使い方次第でTLの流れを調整する事は可能です。

参加者が増えると様々な問題が出てきます。ユーザー間の意見や思想の違いから対立や派閥が発生したり、マナー違反や迷惑行為、全く参加せずリソースを消費するだけの困った人も考えられます。このような困った人たちの存在で主要メンバーが冷めて衰退へと向かうことも珍しくありません。SNSが一つで他に逃げ場がないfacebookやTwitterの中で困った人たちに占拠されると、善良な利用者は大人しく我慢するか諦めて立ち去るしかありませんでした。

しかしマストドンはインスタンスの乗り換えや自らのインスタンスを立ち上げることも可能です。手に負えなくなった困った人たちに見切りをつけ、やる気のある人だけ引き連れて新しいインスタンスを立ち上げることができます。その度に困った人たちは排除され、より密度のある質の高いインスタンスへと進化することになります。このようにリセット&リスタートが可能なマストドンは、新しく生まれ変わる度に面白くないインスタンスと面白くない人が淘汰され、面白いインスタンスと面白い人だけの上質なコミュニティへと進化するような気がします。

コミュニティを自由に設計して運営できるのがマストドンの魅力です