しばらくマストドンから目が離せません

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先週ようやく日本初のインスタンスが立ち上がると一気に注目が集まり、すでに確認できているインスタンスだけで1000は超えているようです。ここ数日は1日約100個のインスタンスが立ち上がっていると言えます。そんな中でこの方もインスタンスを立ち上げました。ホリエモンのインスタンス、愛称は「堀江丼」です。

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インスタンスの良し悪しは利用者しだい、衰退する可能性もあり

ここ一週間の動きを見ると、今までにない新しいネット文化へと発展しそうな勢いを感じます。現在立ち上がっているインスタンスの多くは非営利ネットワークであり、個人、地域、趣味、物つくり、社会貢献、ボランティアなど、スタートアップやイノベーション的活動のコミュニティが目立ちます。急速にユーザーが増える一方で、早々と定員を設けているインスタンスも目立ちます。とにかく面白そうなインスタンスは早い者勝ちかもしれません。ちなみに私は、日本初のインスタンス、日本初の企業インスタンス、北海道発のインスタンス、そしてホリエモンのインスタンスの4つに参加しています。

インスタンス間で連携できる反面、遮断できる機能があり、海外のインスタンスから遮断されている日本のインスタンスも出てきました。これは不適切な投稿に対する日本と海外の差によるものです。欧米では18歳以下のアイドル画像や映像は児童ポルノとして扱うことも珍しくないそうです。これに対して各インスタンスでは「自分たちが悪い」と真摯に受けとり、早急に対応しようという動きを見せています。これも限定された管理者のトップダウンではなく、参加者のボトムアップによって成り立つマストドンの特徴だと思います。

また技術的な問題点もたくさん見つかってきました。例えばアカウントはユーザーだけではなく管理者さえ削除できないことがわかっています。こちらはGitHub(ソフトウェアを開発するための共有ウェブサービス)のエンジニアが実装に向けた議論を始めたようです。

マストドンはオープンソースとすることで世界中の利用者、エンジニアによって改良され続けます。誰もが自由に利用することも改良することも認められています。新しく提案された機能や改良されたソースを管理するGitHubの存在も大きいです。一企業によって閉鎖的に支配されるのではなく、誰もが自由にリクエストを出したり、自由に改良できるのは魅力、インスタンスの利用者に自治権、運営権があるのは大きな魅力です。

昨日はさくらインターネットのクラウドサービスにマストドンのスタートアップスクリプト(サーバー上にマストドンのインスタンスを構築できる機能)サービスが始まりました。今後もマストドンインスタンスに対応する業者は増えると思います。Google Chromeの拡張機能によってマストドンとTwitterに同時投稿が可能になってます。スマートフォン用のアプリも用意されています。今後も新しいインターフェースが次々と登場するでしょう。

マストドンが今後も順調にユーザー数を増やし続けるかは多少の疑問があります。しばらくインスタンスが増え続ける一方で、コミュニティが盛り上がらず衰退するインスタンスも出てくると思います。

産まれたばかりのマストドン、どのように成長してゆくか楽しみです