スローガンだけでは何も変わらない

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すっかり忘れかけているプレミアムフライデー、思うほど普及しないのは月末が忙しいという理由で月初へと変更されるようです。経団連さんは世間一般的に月末が忙しいことくらい事前にわからなったのかと思います。

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理想やスローガンを掲げるだけで現実が追いつけば誰も苦労しません

実態をよく理解せず威勢良く目標やスローガンを掲げただけでコケることを良く目にします。私が最初に思い浮かぶのは実名を挙げることは大変申し訳ないのですが「ナチュラルローソン」です。健康志向のコンビニとして2000年頃から展開がはじまり、ゆくゆくは3000店舗を目指すと当時の社長が豪語していましたが、今のところ200店舗を少し超えたくらいと目標には程遠い状況です。

店舗数が増えないと聞けば真っ先に「客が入らない」「売上が伸びない」と思うでしょう。でもナチュラルローソンはそれほど評判も悪くなく一定の固定客も存在しているとのことです。しかし思ったほど店舗数が伸びないのには別の理由がありました。ナチュラルローソンは同業他社も含めて一般的なコンビニとの差別化を明確にし、原材料の産地、品種、製造工程などに拘った本物志向の商品をラインナップしました。

これが健康志向の顧客に支持され売上じたいも悪くなくある程度の採算も見込めるため、ビジネスモデルとしては悪くはなさそうなのですが、実はナチュラルローソンの売りともいうべき本物志向への拘りが展開の障害になりました。

もう古い話でソースは見当たらないのですが、ナチュラルローソンの事業責任者が「拘りの商品は大量生産が難しく商品供給が追い付かないのに、ある程度軌道に乗ったところで社長が3000店舗を目指すと言う目標を挙げた瞬間血の気が引いた」と嘆いていた記事をネットで見かけました。いくら店舗を増やしても商品供給が追い付かないのであれば商売にならない、つまり理想ばかり掲げても実行可能な施策がなければ絵にかいた餅です。

政府や経団連はプレミアムフライデーに何を期待しているかわかりません。そもそも本気で普及させる気はあるのでしょうかね。プレミアムフライデーの公式サイトを見るとロゴマークを使用するには登録申請する必要があり、これは使用料でも取って関係機関の利権にでもするのかなと思ったら予想に反して無料になっており、本当に何のためにやっているのかわかりませんでした。

経団連の偉い人達が月末の忙さに関心がなかったのは実感することがないからでしょうね