文章力とプログラミングの共通点

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「プログラムは思った通りには動かない、書いた通りに動く」、プログラミングの格言です。思い通りに書いたプログラムなのに思い通りの結果が出ない、プログラミング経験のある人なら誰もが身に覚えがあるはずです。最初は精度の低さや処理の優先順の間違いなどがあって当たり前だからです。プログラミングは間違い探しと言えるかもしれません。

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優秀なプログラマの書く文章がわかりやすいのには理由がある

作るプログラムの内容や規模にもよりますが、一度も修正することなく一発で思い通りの結果が出ることはまずありません。但し最近のシステム構築方法では、機能ごとに分割した小さなプログラムを独立させ共有や再利用できるようにし、部品を組み合わせるように結合してゆくという手法があります。これは生産性を上げるために考えられた手法です。

システム開発の現場では一からコードを書くようなことはまずありません。機能ごとに独立し完成された小さなプログラムを組み合わせ固有の部分のみコードを書くことになります。例えるなら出来上がっている例文などからコピー&ペーストで繋ぎ合わせて作り上げた文章のようなものです。部分的は正しくてもあちこちから引用して繋げただけでは全体的に一貫性がなく文章として成り立たたず支離滅裂になりがちです。

読み物としての文章なら「下手くそ」「分かりにくい」として見捨てられて終わりですが、プログラムの場合そうは行きません。求められる結果が出るようプログラムは正しく書く必要があります。つまりおかしな作り方や独りよがりな書き方は通用しません。この能力はプログラミングに限ったことではないと思います。

文法的には正しくても全体的に支離滅裂な文章を「ワードサラダ」と呼びます。機能の部品化と多様し過ぎによってロジックが絡み合い解読困難なプログラムを「スパゲッティコード」と呼びます。支離滅裂な「ワードサラダ」文章と、解読困難な「スパゲッティコード」プログラムは「木を見て森を見ず」という点で共通していると思います。

文章力を鍛えたほうがプログラマとしては勿論、社会人としての成長にも役立つと思います