起業を目指すから失敗する、まずは物づくりに専念するべき

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お気に入りアプリのEvernote(データ形式の違いを意識することなく情報ソースを記録できるソフト)が使いにくくなったと思っていたら、100年続く会社と言い続けたCEOのフィル・リービン氏が辞任していたことを知りました。詳しいことはわかりませんが、サービス改変(改悪?)と何か関係がありそうです。

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エンジニアが物づくりに専念できる環境がビジネスを成功させる

優秀なエンジニアでもあるフィル・リービン氏がEvernoteのCEOを辞めた理由は、ざっくり言うと会社が大きくなるにつれCEOとして会社のマネジメントで忙しくなり、仕事(物づくり)を楽しめなくなったことがその理由のようでした。フィル・リービン氏は根っからのエンジニア、物づくりが大好きなのでしょう。

数日前、ネットで「次のイノベーションは、シリコンバレーの大企業ではなく、ドイツのコミュニティカフェから生まれる」という有名な投資家の話を読みました(但しソースを見失ってしまい探しる最中です)。そんな中でドイツの学生が作ったマストドンが日本で注目されちょっとしたブームになっているのも、ひょっとしたら偶然ではないのかもしれません。

シリコンバレーでは投資家の間でより大きい規模に発展しそうな事業の奪い合いが起こっており、どんなに良いアイデアでも企業として実績がないと投資対象にならないそうです。なのでエンジニアやデザイナー自身が経営的な仕事もして資金集めをしなければならず、物づくりに専念できないため良い製品が生まれにくいジレンマに陥っているようです。

これも偶然なのかどうかわかりませんが、マストドンは24歳の学生よって産み出され開発資金はクラウドファンディングによって支えられています。つい最近、フィル・リーピン氏はスタートアップを目指すエンジニアやクリエイターを支援するベンチャーキャピタルを立ち上げました。これが実に面白そうで、物づくりに専念してもらうため物づくり以外のことを全て支援するということ、つまり資金面の投資だけではなく物づくりに専念できる場の提供に力を入れています。

面白いアイデアや人材を小さいうちから育て、製品化できるメドがたったら起業するのもよし、権利として売却してもよし、色んな選択肢を用意してサポートしています。いずれにしても良い製品やサービスがあってこそのビジネス、良い会社は良い製品やサービスによって作られるということに注目です。

製品づくりと会社づくり、どちらが先なのかは明白です