第四次産業革命によって多くの人が労働から解放され受益者となる

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次に起こる大きな社会の変化は、もう第四次産業革命と読んでも良いでしょう。やはりカギとなるのはコンピューター(AI)の発達による労働力の代替や、産業用機械、産業ロボットによる効率化や無人化だと思います。いちおう私も昔はIT業界人で感覚的に理解していますが、実際の進化スピードは予想以上に速いようです。

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GDPの多くは機械やAIによって占められ、人間の労働力が占める割合は減る

AIや機械や自動化による生産性は加速度的に進歩を続けていますが、一方で人間による労働生産性の向上はほとんど見込めません。今までは機械化による労働力の代替が行われてきましたが、これからはAIによる認知や判断に相当する労働力の代替が実現します。同時に進んでいるのが情報と通貨の仮想化です。

経済活動に必要な「人」「モノ」「情報」「お金」のうち、「情報」と「お金」は電子化、仮想化が現実的になってきました。文書化する仕事とお金を扱う仕事はいずれ無くなると思います。すでに外資系金融機関では融資業務をはじめとした多くの業務をAI化することによる店舗の無人化が始まっています。ゴールドマンサックスは証券取引のAI化を実現しトレーダーを廃止させました。

文章作成についても様々な試みが始まっており、例えば星新一の作品すべてをAIに登録してアイデアのつくり方から文章化に至るまでを学習させ、AIに新たな作品を産み出させるというクリエイティブな分野の実験が始まっています。WEB系のニュースサイトではAIによる記事の作成と配信が始まっています。機械翻訳では文脈の判断が格段に向上しており、さらに学習機能も備えて使えば使うほど精度が上がるようになっており、しかも十分実用レベルに達しているサービスが無料で提供されています。

第四次産業革命では今まで人間が行ってきた頭脳労働に相当する部分の代替が起こります。裁量判断、書類の作成、転記、保管などの必要がなくなり、さらに金銭の扱いや管理も必要なくなります。究極の第四次産業革命は行政機能のAI化だと思います。もう産業革命という枠を超えて会システム革命と言えるかもしれません。

世界的なベンチャー投資家であるスコット・スタンフォード(元ゴールドマンサックス、シェルパ・キャピタルCEO)によると第四次産業革命は、労働を基本としたシステムから高度に自動化されたシステムへの移行であり、過去の様々な社会システム(資本主義や社会主義など)ではなく新しい社会システム作りが必要となると話ています。具体的には2人に1人が働かなくても良い社会システムを作る必要がある、ものの見方(労働に対する価値観)を変える必要があるとしています。

機械やAIが生産したものを消費する人は必要です